臨床経験20年以上のカリフォルニア州公認
マリッジ・ファミリー・セラピストの工藤 亜佐子です。
臨床心理学の本場アメリカの大学院での教育を受け、その後アメリカで16年間、実践での臨床を積み、2012年から東京で個人開業しました。
従来の会話中心のトークセラピーに加え、身体から心に働きかけるソマティック・エクスペリエンシング®という身体心理学の手法を取り入れて効果を上げています。
個人開業の他に、アライアント国際大学・カリフォルニア臨床心理大学院日本校(CSPP)の講師、心理学講座の開催、ピースマインド・イープ株式会社との契約でEAPサービスと企業研修を提供しています。
その名前から結婚や家族問題だけを対象としているように誤解されますが、子どもから大人まで、個人、夫婦、家族のすべてに渡って幅広く心理セラピーを提供します。アメリカではほとんどの州で公式の免許となっています。
アメリカの心理教育と実践に関してはブログで今後ご紹介していこうと思っています。
一言でいうと、「自分への理解を深め、受け入れ、成長することで、心の悩みを解放するところ」です。
当セラピールームでは、ソマティック・エクスペリエンシング®を中心に、統合的アプローチを使うことで、自律神経を整えて自己調整能力の回復を促し、身体の反応を緩和し、自分らしく生きている実感を取り戻すお手伝いをします。
アメリカでは心理セラピスト自身もずっとセラピーを受け続け、自分自身の問題に取り組んだり、ケアをすることが普通です。私もそのようにしてセルフケアと回復と成長を体験してきています。少しずつ継続していくことでの変化を実感しています。
人の成長に立ち会えることです。
辛さや怖さを抱えている人に寄りそうことはもちろん簡単ではありません。しかしそれを乗り越えて勇気を出して自分に向き合えると、人は成長します。それに立ち会えることは何事にも代えがたい素晴らしい体験で、感動以外の何物でもありません。
ただそれは地味で地道な作業でもあります。特効薬も魔法もありません。ドラマチックな変化もありません。辛い時にはすぐに変わりたいと思うものですが、急激な変化に人は適応するのは難しいことなのです。少しずつ、ゆっくりじっくり自分に向き合って課題に取り組む事は忍耐が必要かもしれません。しかしそれをやっていくと、必ず成長があります。そして、そのように少しずつ起こった成長は馴染みがよく、定着します。徐々に症状が和らぎ、他人や物事への反応が減り、自分らしさを取り戻して、少しずつ、楽に生きられるようになっていきます。
工藤 亜佐子(くどう あさこ)
Master of Science、MFT(Marriage Family Therapist)
1999~1999年 | フレズノカウンティメンタルヘルスにて成人向け個人セラピーと老人ホームでのグループセラピーを提供 |
2000~2008年 |
ロサンゼルスカウンティー系のメンタルヘルスクリニック2箇所で様々な人種(白人系、黒人系、ヒスパニック系、アジア系など)、そして子供から大人まで幅広い年齢層のクライアントに心理セラピー/カウンセリングを提供 両クリニックでの8年間で「Employee of the Month」(各月の優秀勤務者)の表彰を5回受賞 |
2006年 | カリフォルニア州マリッジ・ファミリー・セラピストのライセンス取得 |
2007年 | カリフォルニア州立大学ベーカーズフィールド校の公開講座プログラムで、薬物中毒カウンセリングのクラスを担当 |
2008年 | ロサンゼルスにて独立、開業 |
2009年 / 2010年 | UCLA公開講座プログラムの薬物中毒のクラスで、ゲストスピーカーとして日本の薬物の現状について講義をする。 |
2011年 | ロサンゼルスの米国系保険会社にて、社内教育の一環として、心理面からみた日本の文化についての講義をする。 |
2011年 | ロサンゼルスJBA(Japan Business Association)主催で、メンタルヘルスに関する講義をする。 |
2012年 | 帰国後、東京にて開業。マインド・ボディ・サイコセラピー代表。基本心理講座開催。 |
2014年 | アライアント国際大学・カリフォルニア臨床心理大学院講師 |
2015年 | ピースマインド・イープ株式会社 契約EAPカウンセラー |